酸素活性の測定

・基質濃度、pH、補酵素の濃度は最適条件とする。
・零次反応を示す基質濃度のもとで測定する。
・1分間に1μmolの基質を変化させる酵素量を1国際単位(IU/ｌ）とする
・1秒間に1molの基質を変化させる酵素量を1国際単位(Katal）とする
・測定温度が1℃変化すると反応速度は約7～8%変化する

アミノ酸

アミノ酸

アミノ酸は、酸性、塩基性、中性に分けられる。
酸性アミノ酸はアスパラギン酸とグルタミン酸、塩基性アミノ酸はアルギニンとヒスチジンとリジン、それ以外はすべて中性アミノ酸である。

◆酸性アミノ酸
アスパラギン酸、グルタミン酸

◆塩基性アミノ酸
アルギニン、ヒスチジン、リジン、オルニチン

◆芳香族アミノ酸
フェニルアラニン、トリプトファン、チロシン

◆含硫アミノ酸
メチオニン、システイン

◆必須アミノ酸
トリプトファン
ロイシン
リジン
バリン
スレオニン
フェニルアラニン
メチオニン
イソロイシン
ヒスチジン

☆語呂合わせ
アスパラをグル～ミ～に与えるの賛成
(アスパラギン酸、グルタミン酸、酸性)

えーんえーんお兄ちゃんはリア充だなんてひどい
(塩基性アミノ酸、オルニチン、リジン、アルギニン、ヒスチジン)

香りフェチなトリコ
(香り→芳香族、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン)

ガ～ン！めっちゃ死んでる
(含硫アミノ酸、メチオニン、システイン)

トロリバスフメイ＋ヒスチジン
(必須アミノ酸の頭文字、必須→ヒスチジン)

グルコース

◆グルコース（血糖）
・ストレスで上昇する
・静脈血より毛細血管で高値を示す
・食事の影響を受けて変動する
・フッ化ナトリウムはエラノーゼを阻害する
・グルコースに対するKm値は、ヘキソキナーゼ(HK)よりグルコキナーゼ(GK)が高い
・グルコースにはα型とβ型があり、グルコースオキシダーゼやヘキソキナーゼはβ型とのみ反応する。
・ムタロターゼはα-D-グルコースをβ-D-グルコースに変換する

Km値：最大反応速度の1/2を与える基質濃度。値が小さいほど親和性が高い。

光分析装置

光分析装置

◆分光光度計
光源
・光源には、タングステンランプ、ハロゲンランプ、キセノンランプ、重水素放電管がある
・タングステンランプ、ハロゲンランプは可視部
・キセノンランプは近紫外部から可視部
・重水素放電管は紫外部
☆覚え方　～ランプは可視部

受光部(検出部)
・光電子倍増管が用いられる
☆覚え方　ひかりちゃんは受け

波長選択部(分光部)(モノクロメーター)
・回折格子とプリズムがある
(モノクロメーターは分光器であり、回折格子やプリズムを用い光を分散させる)

スペクトルバンド幅(半値幅)
5nm程度？

ノイズ・迷光
ノイズレベルが高い⇒吸光度が高い、スペクトルバンド幅が狭い。
迷光が小さい⇒直線性が良い、吸光度が高い
☆覚え方　プチ小説を作りました。　
私はビルの間の狭い路地を歩いていた。空からは月の光が差し込んでいる。聞こえるのは自分の足音と耳障りなノイズ音。迷うことなくただひたすら真っすぐ突き進む。


◆原子吸光光度計
光源
ホロカソードランプ(中空陰虚ランプ)


分光光度計と原子吸光光度計の共通構成部品は、光電子増倍管、回折格子、モノクロメータ。

SI単位

・SI基本単位

長さ	メートル(m)
重さ	キログラム(kg)
時間	秒(s)
電流	アンペア(A)
熱力学的温度	ケルビン(K)
物質量	モル(mol)
光度	カンデラ(cd)

・SI組立単位

熱量	ジュール(J)
圧力	パスカル(Pa)
放射能	ベクレル(Bq)

・SI接頭語

E	エクサ	1018
P	ペタ	1015
T	テラ	1012
G	ギガ	109
M	メガ	106
k	キロ	103
h	ヘクト	102
da	デカ	101
d	デシ	10-1
c	センチ	10-2
m	ミリ	10-3
μ	マイクロ	10-6
n	ナノ	10-9
p	ピコ	10-12
f	フェムト	10-15
a	アト	10-18

☆語呂合わせ
ギガントカワユスなキュウベェ
(ギガ、9乗)
フェイトちゃん迷子
(フェムト、マイナス15乗)