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国試対策用に作ったブログです。語呂合わせ多数載せてます。
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糖質の検査

◆血糖(グルコース)
・血糖はストレス上昇する。(動物は、身の危険を感じると、その危険から逃れるために血糖値や血圧を上昇させ、瞬時の行動に身体が対応するようになっている。身の危険であるストレスを受けると、インスリンの分泌が抑制され、血糖値が上がる。)
・血糖は食事の影響を受けて変動する。
・解糖阻止剤には、モノヨード酢酸、フッ化ナトリウム(NaF)が用いられる。
・フッ化ナトリウムはエノラーゼを阻害する。
安息香酸液で調製した標準液は長期間安定である。
・血糖の測定値は、動脈血>毛細血管血>静脈血である。
・グルコースに対するKm値は、ヘキソキナーゼ(HK)よりグルコキナーゼ(GK)が高い
(Km値:最大反応速度の1/2を与える基質濃度。値が小さいほど親和性が高い。)
(GKはグルコースに対する親和性は低いが、グルコース濃度が高いと速やかに反応する)
・グルコースにはα型とβ型があり、グルコースオキシダーゼやヘキソキナーゼはβ型とのみ反応する。
ムタロターゼはα-D-グルコースをβ-D-グルコースに変換する

グルコースの測定法
ヘキソキナーゼグルコース-6-リン酸デヒドロゲナーゼ法(HK・G-6-PD法)が標準測定法であるが、日常臨床ではグルコースオキシダーゼ(GOD)法が用いられている。

酵素法
①グルコースオキシダーゼ(GOD)法
糖をグルコースオキシダーゼと反応させると、グルコン酸H2O2を生じる。
H2O2はPOD存在下で4-アミノアンチピリンとフェノールを酸化的に縮合させ、赤色キノン色素を生じる。
この色素を510nmで測定し、グルコース濃度を求める。

還元法による値は酸素法に比べ高値である。
(還元法は還元糖により正誤差を生じるため)



◆HbA1c
過去1~2か月の平均血糖値を反映する。
アマドリ転位を経て合成される。
・HbA1cの測定法として、HPLC(高速液体クロマトグラフィー)免疫学的測定法などがある。

◆フルクトサミン
過去1~2週間の平均血糖値を反映する。
・フルクトサミンを構成する主な蛋白はアルブミンである。
・アルカリ溶液で還元性を示す。

◆グリコアルブミン(糖化アルブミン)
過去1~2週間の平均血糖値を反映する。

◆1,5-アンヒドログルシトール(1,5-AG)
過去数日間の平均血糖値を反映する。

◆ソルビトール
・糖尿病などの高血糖時にはソルビトールの生成が亢進する。

◆糖尿病
上昇するもの:血糖、HbA1c、フルクトサミン、グリコアルブミン(糖化アルブミン)
低下するもの:1,5-アンヒドログルシトール(1,5-AG)

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